VC Visteon Corporation

バンビューレンタウンシップ, 2016-7-11 /PRニュースワイヤー/ -- Visteon Corporation (NYSE: VC)は本日、世界の自動車産業に組込み型マルチメディアとスマートフォン接続ソフトウェア・ソリューションを提供し、インドを拠点とする大手サプライヤーであるAllGo Embedded Systems Pvt. Ltd.の買収を完了したことを発表しました。両社は当初、1月12日に取引の計画を発表しました。

AllGoから買収した事業は、自動車メーカーにマルチメディア・ソフトウェア、コーデックおよびスマートフォン接続機能を含む、高度な組込み型ソリューションを提供するために、Visteon社のグローバルな自動車コックピット・エレクトロニクス事業をサポートします。今回の取引にはAllGoの技術資産や自動車事業および米国、欧州、アジアの販売拠点による支援を受ける、主にインドに拠点を置くソフトウェア・エンジニアである約140人の従業員が含まれています。

VisteonのSachin Lawande社長兼最高経営責任者（CEO）は 「AllGoは、Linux、QNXおよびAndroidベースのオペレーティング・システム上で、業界をリードするマルチメディア・プレイバックやスマートフォン接続ソフトウェアの専門技術をもたらし、次世代インフォテイメント・システムの開発において、Visteonの機能を大幅に強化させます。CarPlay、Android AutoおよびMirrorLinkなどのマルチメディア・プレイバックやスマートフォン接続機能は、すべてのインフォテインメントやディスプレイ・オーディオ・システムにとって不可欠であり、今回の買収により、Visteonは業界内で独自の位置につきます」と述べました。

AllGoは現在、アジアで特に強い関係を持つ世界的な自動車メーカーや一次サプライヤーなど、幅広いサービスを提供しています。Visteonによる買収に続いて、AllGoはまた、世界の主要な自動車メーカーで構成されるVisteonの顧客に製品やサービスを提供しながら、既存の顧客基盤をサポート・成長させていきます。

AllGo SystemsのK. Srinivasanディレクター兼最高経営責任者（CEO）は「今回の買収はAllGoの起業家的なアプローチとVisteonのグローバル規模のサービスから恩恵を受け、新たなグローバル・マルチメディアとスマートフォン接続サプライヤーを生み出しています。インフォテインメントとグローバル規模の自動車メーカーにおけるVisteonの専門技術を組み合わせた、AllGoのすぐに使用できる知的財産保護ポートフォリオは、我々をマルチメディアとスマートフォン接続ソリューションのリーダーとして位置づけます」と語りました。

ソース：　Visteon Corporation