東芝:4KのHDMI®映像入力をMIPI® DSI出力に変換する業界初のインタフェースブリッジICの発売に...
18 April 2014 - 2:02PM
Business Wire
ヘッドマウントディスプレイなどの高精細映像のリアルタイム表示に対応
(ビジネスワイヤ) -- 東芝は、HDMI®入力の4K ウルトラHD映像信号をMIPI® Display Serial
Interface(DSI)出力に変換する業界初注1のインタフェースブリッジIC「TC358870XBG」を製品化しました。4月末からサンプル出荷を開始し、9月から量産出荷を開始する予定です。本製品は、既存品「TC358779XBG」の高精細映像対応品となります。
東芝:4KのHDMI(R)映像入力をMIPI(R)
DSI出力に変換する業界初のインタフェースブリッジIC (写真:ビジネスワイヤ)
新製品は、最大で毎秒30フレームの4KウルトラHD(3840x2160画素)
に対応し、入力された映像を左右に分割し、それぞれの映像を2つのMIPI® DSIリンクから出力します。
また、毎秒60フレームのWQXGAや毎秒120フレームのフルHDの高フレームレートに対応するとともに、低遅�を実現することにより、リアルタイムの高精細映像の表示が可能で、臨場感あるゲームやバーチャルリアリティ向けのアプリケーションの開発に貢献します。
さらに、HDMI®オーディオ入力に対し、I2S、
TDM、およびSLIMbus®への変換をサポートしており、セットの仕様に合わせたオーディオ出力の選択が可能です。
新製品の主な特長
- HDMI® 1.4 RX サポート
- 4KウルトラHD(3840x2160 @30fps,
4096x2160@24fps), WQXGA (2560x1600) @60fps, フルHD (1920x1080)
@120fps (RGB, YCbCr444:24bpp, YCbCr422: 24bpp)
- HDCP 1.3
- 3D 入力サポート
- オーディオインタフェースとして、I2S、TDM、SLIMbus®
(Serial Low-power Inter-chip Media Bus)をサポート
- 最大1Gbps/レーンのリンクスピードを持つMIPI®
DSIインタフェースを搭載
-
最大297MHzのクロックスピードを持つHDMI®インタフェースを搭載
応用機器
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、モバイル機器、ゲームアクセサリ、ウェアラブルコンピュータなどの民生・産業用製品
新製品の主な仕様
品番 TC358870XBG 入力信号 HDMI® 1.4
最大クロックスピード:297MHz
出力ビデオ信号 MIPI® DSI 4レーン(最大1Gbps/レーン)を2リンク 出力オーディオ信号 I2S、 TDM、MIPI
SLIMbus® 電源電圧 MIPI®:1.2V
CORE/PLL: 1.1V
HDMI®: 3.3V
I/O: 1.8, 3.3V
パッケージ FBGA80(7mm×7mm、0.65mmピッチ)
注1:2014年4月18日現在、当社調べ。
* HDMIは、米国およびその他の国々におけるHDMIライセンシングの商標または登録商標です。* MIPIおよび
SLIMbusは、MIPI Alliance, Inc.
の商標または登録商標です。* その他本文中に記載されている会社名および製品名は、それぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
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